朝青龍の左手刀問題(6)
大相撲の横綱・朝青龍関が、夏場所で全勝優勝を果たしました。
朝青龍関が前場所まで、懸賞金を受け取る際に左手で手刀を切っていたことについては、以前から横綱審議委員の内館牧子さんが問題にしていたようですが、
今場所の手刀は「全て右」だったそうです。
前場所は「初日の天覧試合のみ右、あとは左」だったようなので、全部右というのは初めてかもしれません。
Webニュースを見ると、内館氏を始めとする関係者からは「好ましい」という評価のようです。
「素晴らしい横綱に成長」 横審が朝青龍を高評価 (共同通信)
<大相撲>朝青龍の右手手刀に「成長」など歓迎の声 横審 (毎日新聞)
横審が朝青龍絶賛「皆が目標にできる」 (スポーツ報知)
横審、朝青龍を絶賛「責任果たしてくれた」 (サンケイスポーツ)
左利きの人が右手を使うと好ましい、というのはどうかと思うんですが、朝青龍がダントツに強い横綱で、ほかにライバルが存在しない今の状況では、朝青龍関が「皆から好かれる優等生」を演じ(させられ)るのも仕方ないのかなぁと思ったりもしています。
いつか万人に好かれそうな強い横綱がもう一人出現して、朝青龍関が「ちょっとヤンチャなヒール的ライバル」であることを許されるようになったら、またちょっと左で手刀を切ってみてほしいです。
なお、2004年頃に「手刀は左でもいいじゃないか」というコラムを書かれた記者さんがいらっしゃいます。
朝青龍の手刀、左手で切ってもいいじゃないか
(サンスポ.com、コラム甘口辛口、今村忠 記者、2004.9.2)
相撲の懸賞金制度が、戦後始まった商業主義的なイベントだということは以前にも書きました。
・サンタクロースの紅白衣装(コカコーラ社の宣伝用デザイン)
・バレンタインデーにチョコレートを贈る風習(チョコレートメーカーの戦略)
と同じようなものだと思っています。
手刀自体、一人の力士が何となく始めたもののようだし、神事うんぬんを持ち出すのはやり過ぎのような気もするのです。
朝青龍の手刀についてはもう6本も記事を書いたので、「朝青龍」カテゴリを作りました。
本館の関連ページ:
左利きの有名人・朝青龍さんについて
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